先日の日本バッハコンクールで受賞した生徒さん達と、レッスン前に記念撮影をしました。
金賞の小学2年生、Mちゃん。
銅賞の中学2年生、Hさん。
ベスト賞の中学1年生、Yさん。
Mちゃんは全国大会での演奏の後、「満足な演奏ができた!」そして「力を抜いて弾けた!」と言ったそうで、私はそのMちゃんの言葉が何より嬉しかったです。
いつもレッスンで伝えていることをMちゃんがお家での練習で真剣に反映させているからこそ、脱力というワードが出てくるのだと思い、改めてMちゃんのピアノに向かう真摯な姿勢に感動しました。全国大会では審査員全員の先生から「素晴らしい音」との評価を受けました。
銅賞のHさん、ベスト賞のYさんお二人とも、中学では運動部のクラブに所属しています。忙しい中学校の生活の中、常に4冊取り組んでいる生徒さん達だからこその今回の結果だと思います。
Hさんは全国大会の直前のレッスンで、コロナ感染防止対策のため聴きに行ってあげられない私に、「じゃ、先生、ハイタッチ!これで頑張れる!」と言ってくれた本当に可愛い生徒さん。日頃の地道なハノンの2曲通し復習の成果も、この大舞台でHさんが紡いだ音として表れたのだと思います。常日頃から謙虚なHさん、今回の受賞でもっともっと自信を持ってね!
Yさんは今回、演奏したバッハ、シンフォニアの曲の中で一番点数が高い人に贈られる「ベスト賞」を受賞しました。日頃からバッハが好きと言って次から次へとバッハの譜読みを進めてくるYさん。そんなYさんとバッハの作品を深く掘り下げるレッスンは、私にとっても楽しい時間です。
ブログに掲載した写真は、Yさんの希望した「顔が入らないアングル」で。