基礎力の上に

生徒さんのことで沢山ご報告があるのにもかかわらず、ブログのアップが滞っていてごめんなさい。

 

昨日はバッハコンクールの全国大会に出場した小6のYちゃんの演奏を聴きに、王子ホールへ行き、また一昨日はジュニアピアノコンクールの全国大会に出場した小6のFくんの演奏を聴きに、杉並公会堂へ行き、連日生徒さんと数か月に渡り深く掘り下げてきた楽曲を聴きながら感慨深い時間を過ごしました。

二人の演奏からも、昨年から特に大切に取り組んでいる指作り、そしてハノンの練習の成果が、大きなホールで美しく響く音として表れてきていることを実感します。

 

ハノンについては、先月ポーランドの偉大なピアニストであり音大教授の先生の講座を受講し、その中での有効な練習をじっくり学んできたので、早速生徒さんに還元しています。

生徒さん達「あぁ、この話題ね、この新しい練習ね!」と頷いていることでしょう・・・(笑)

今年は更に基礎練習を充実させて、演奏の表現をより豊かにしていきたいと願っています。

 

さて、お教室の生徒さんの話題はまだまだありまして・・・

中学2年生の超進学校に通うS・Tさんは、学年の合唱の伴奏オーディションに合格しました。Sさんはバトミントン部にも所属していますが、隙間の時間にとても集中した良い練習をしてきてくれます。前回レッスンで、ベートーヴェンの悲愴ソナタの第1楽章をきっちりと仕上げました。毎回のレッスンで、各所の表現に適した演奏の技術を伝えるのですが、しっかりと吸収して練習で克服して曲の完成度を高めてきてくれます。忙しい毎日の中の時間のやりくりとSさんの集中力に、私はいつも感心しています。

 

以前、コンクールにも挑戦していた頑張り屋さんのM・Wちゃんが、受験のため1年間レッスンをお休みしていましたが、この度見事志望校に合格し、2月から教室に戻ってきてくれました。

受験勉強中も学校の伴奏オーディションに挑戦していたので、夏休みに1回レッスンに来て顔を見せてくれたのですが、そのオーディションにも合格して、来月の本番に向けて頑張って練習しています。

昨日お母様とお話していて知ったのですが、Mちゃんの志望校の女子の倍率は9倍だったそう!!

お母様が「ピアノのコンクールなどで度胸や集中力をつれることができ、培ったものがあったのではないかと思います。」と仰って下さったことは、私にはとても嬉しく、そして有難く感じました。中学生になってもピアノを続けると言ってくれていて、嬉しい限りです。

 

学校の伴奏については、中学1年生のHさんが、クラスの伴奏をして学年で1番の伴奏賞に輝いたそうです。(イニシャルのお許しをいただいていませんのでHさんとだけ掲載)

 

小学4年生のM・Mさんも、学校での伴奏オーディションに合格し、かなり難しい曲でしたが見事に演奏していました。お母様がその時の動画を送って下さったので私も観ることができ、大感激でした。Mちゃんはピティナ全国、ちば音楽コンクール入賞、そして所属する管弦楽クラブでもピアノを弾いたりと、大活躍の一年でしたね!

 

長くなりましたが、受験もコンクールも、あと少しまだ生徒さんの頑張る日は続いています。また近いうちにブログにて。