前回のショパコンの副賞が送られてきました。
左側の靴は演奏会用に作られた靴。右側のCDは全カテゴリーの
金賞受賞者のアジア大会の時ライヴ演奏を集めたCD。
どちらもとても有難い・・・♡
今日は八街市から通って来てくれているRちゃんのレッスンでした。
Rちゃんのレッスンは、毎回とても面白くて楽しいのです。
面白い・・・正確には音楽が好きでたまらないRちゃんの個性が
私にとって面白く、Rちゃんと会話するのが本当に楽しいのです。
コンクール課題曲の予選2曲のうち、今まで興味を持てなかった
バッハについては、今回弾き続けているうちに好きになってきた
とか。もう1曲のシベリウス作曲「もみの木」について、楽譜から
読み解く音楽、表現を、1時間かけて私の考えを伝えました。
公開されている動画を盲目的に信じては駄目よ。アクセントがある
からと言っ全てフォルテで強くハッキリとは限らない・・・等々。
私が伝えることを全身で聴いて、そして実際演奏に変換して、
そして実際に自分で演奏してみた上で更に考えて、吟味して、疑問
が生じたらすぐに質問してくるRちゃん。
「バッハは実際に弾き進めるうちにだんだん好きになってきました。
シベリウスはどうしてもわからないし未だにつかめない。
この曲、表現が難しいですね。」
Rちゃんからそんな言葉が出てくるのです。
「そう、私も同感。安易にテーマを強調するだけではだめなのよね。
拍子が大きく関係するのよね。」と、会話は続き・・・
「今日のレッスンでの内容をRちゃんなりに工夫して試してみてね。」
とレッスンを終えるのですが、それから家に帰りRちゃんの試行錯誤
が始まり、次のレッスンではガラッと変えて弾いてくるのです。
音楽を全身で感じ受け止めて、精一杯考えて音を出す。
そんなRちゃん、次回レッスンは2週間後。
さぁ、どう弾いてくるかしら? (*^_^*)